「信仰の大道は永遠のものであり、あわてて歩む道ではありません。急ぐからいいというものでもないと思うのです。百年先、千年先にも通じる、いや、過去・現在・未来の三世にわたる道ですから、令法久住――仏の正法を久しくこの世に住せしめる――を念頭に、ゆっくりと歩いていきたいと思います」（本書より）
昭和61年、教団創立50周年を迎えるにあたって、立正佼成会サンガの役割と使命をいま一度確認し、信仰の大道を歩む道標として本書は著わされました。
このたび、多くの要望にお応えし、オンデマンド印刷によって当時の組版をそのままに、新装版として復刻。どんな時も大事なことは何かを見据え一つ一つ魂をこめて取り組んでいく信仰姿勢、人の喜びと涙と共に生きる立正佼成会の原点が確認できる一冊です。